イントロダクション
こんにちは!
今日は投資で得られるリターン(利益)がどれくらいになるのか、見ていきましょう。
ただし、短期間ではなく、長期間、投資を行った場合を考えます。
「長期間」とは少なくとも10年、できれば20年以上を想定しています。
ただ、具体的なリターンの数値を予測することは非常に難しいものです。投資は市場の変動や不確実性に晒され、リスクも伴います。
そこで、本記事では長期的な投資のリターンについて、一般的な目安や考慮すべき要素について探ってみましょう。
- 過去のデータと統計: 過去のデータや統計を参考にすることは一つの手段です。株式市場の長期的なリターンは年間平均で約7%から10%程度とされています。ただし、これは過去のパフォーマンスであり、将来のリターンを予測するものではありません。
- 投資先の資産クラス: 投資先の資産クラスによってもリターンの期待値は異なります。株式投資は一般的に長期的には高いリターンが期待できますが、同時にリスクも高いです。債券投資は比較的安定したリターンが期待できますが、リターンは低めです。
- リスク許容度と目標: 投資家自身のリスク許容度や投資目標もリターンに影響を与えます。リスクを取ることに対して高い許容度がある場合、より高いリターンを期待することができますが、その一方で潜在的な損失も考慮する必要があります。
- 時間枠: 長期的な投資は、市場の短期的な変動や不確実性によるリスクを分散しやすくなります。投資の期間が長ければ長いほど、リターンの期待値も高くなる傾向があります。
まとめ
長期的な投資のリターンについては一概には言えません。過去のデータや統計を参考にすることは有効ですが、投資は予測不可能な要素が多く含まれています。
一般的な目安としては、年間平均で5%から10%程度のリターンを期待することができます。
しかし、投資先の選択やリスク許容度、時間枠など個々人の要素も重要です。
最終的には、投資は自己責任で行うべきであり、専門家の助言や市場の情報を参考にしながら、自身の目標やリスク許容度に合わせた投資戦略を慎重に構築することが重要です。
リターンの期待値に過度に依存するのではなく、リスク管理やポートフォリオの分散を意識した投資を行い、長期的な視点を持って資産形成を進めていきましょう。
年代別戦略
上の4.で述べた通り、長い時間が投資するほど大きなリターンが期待できます。もし、あなたの年齢が20代、30代の年齢であれば、定年になるまでかなり長い時間があります。
何も考えずに、毎月1万円から3万円程度、NISA口座でS&P500に積立投資を行っていけば、60歳になることには大きな金額になっていることでしょう。
ああ、羨ましい。まじで羨ましい。クソ羨ましい。
では我々おっさんはどうすれば良いでしょうか?
稼いだ給料を全て株に突っ込む? そんなことして資産を減らすのは嫌だから、全部貯金しておく?
いや、貯金しても全くもって利子などつかないのだから、ここはやはり、一部を投資しましょう。
自分のリスクの範囲で投資を行えば良いのです(まあこれが難しいのですが)。
「一部を投資する」ってどれくらいなのでしょうか?
リーマンショックやコロナショックなど、ナントカショックが来ると、株価は一時的に最悪で半値くらいまで値下がりします。
仮に資産100万円の半分(50万円)を貯金のまま、残り半分(50万円)を株に突っ込んでおくとします。
ナントカショックによって、株の方は一時的に25万円まで下がります。
つまり資産全体としては、貯金50万円+株25万円=計75万円となってしまいます。
ナントカショックのあと株価が完全回復するには、早くて数年、長いと10年近くも元に戻らない可能性もあります。そのような可能性と自分の年齢も考えて、「仮にそうなっても良い(仕方ない)」と思える範囲だけで株や投資信託に投資しましょう。
おっさんは残りの人生、金と時間を何に使って、何に使わざるべきか、考えながら生きていくべきだと私は考えます。
では、また。