指値注文、逆指値注文、トレーリングストップ注文:注文方法の使い方と具体的な例

投資

みなさんこんにちは♪ おっさんネコです。今日は初心者向けの話題です。
株やETFを買う時の注文方法の種類についてお話しします。

指値注文、逆指値注文、トレーリングストップ注文 とは?

指値注文、逆指値注文、トレーリングストップ注文は、投資家が自身の取引戦略に合わせて注文を出す際に役立つ注文方法です。
この記事では、それぞれの注文方法の特徴と具体的な使い方を解説します。さらに、実際の取引シナリオを通じて具体的な例も示していきます。

  1. 指値注文:
    指値注文は、特定の価格で取引を行いたい場合に使用します。具体例として、ある企業の株価が現在100ドルで、その株を90ドルで購入したいと考えましょう。この場合、90ドルを指定価格として指値注文を出します。もし株価が90ドル以下になった時点で注文が成立するようになります。指値注文を活用することで、望む価格での取引を実現することができます。
  2. 逆指値注文:
    逆指値注文は、損失を最小限に抑えるために使用されます。例えば、ある株式の購入価格が100ドルで、その株が90ドルまで下落した場合に自動的に売却したいと考えましょう。この場合、90ドルを逆指値注文の指定価格として出します。もし株価が90ドルに達した時点で、自動的に売却注文が発動し、損失を最小限に抑えることができます。
  3. トレーリングストップ注文:
    まず「トレーリング」とは牽引する(引っ張る)という意味です。
    トレーリングストップ注文は、利益確定や損失限定を目的として使用されます。
    具体例として、ある株式の購入価格(現在価格)が100ドルで、少なくとも90ドルで売却したいと考えましょう。
    この場合、トレーリング幅を10ドルとしてトレーリングストップ注文を出すと、その時点で90ドルの売り注文が入ります。
    そこから株価が上昇して110ドルに達すると、自動的に売却注文が調整され、100ドルでの売り注文に変更されます。
    そこからもし株価が下落に転じた場合は、売り注文は100ドルのまま変わらないので、100ドルまで下落した時に注文が確定(約定)され、100ドルで売却されます。
    トレーリングストップ注文は便利なのですが、証券会社によってはこの方法は使えません。米国株でこの注文方法が使えるのは、マネックス証券です。楽天証券SBI証券では使えません。その他の証券会社については知りません。ごめんなさい。

まとめ:

指値注文は望む価格での取引を実現し、逆指値注文は損失を最小限に抑えるために使用されます。
トレーリングストップ注文は利益確定や損失限定のために使用され、株価の上昇や下降に応じて注文価格が自動的に調整されます。
投資家は自身のトレード戦略に合わせてこれらの注文方法を適切に活用し、効果的な取引を行いましょう。

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