リーマンサバイバーの諸君、ごきげんよう。
突然ではあるが、皆さんはがん保険などの民間の医療保険には入っているであろうか?
おっさんネコも、若い時に会社にて説明を受け、アヒルのがん保険になんとなく入ってしまったクチだ。
しかし最近、お金関連のYoutubeを見ていると、「日本人は最強の健康保険制度に入っているので、ほかの民間保険などに入る必要なし」という意見をよく見る。
本当だろうか?検証してみよう。
まず、がんにかかるとどれくらいの治療費がかかるか?
がんの種類にもよって違うらしいが、平均77万円だそうだ。
東京海上の記事
だがいくら治療費が高額になったとしても、高額療養費制度により、1か月に支払わなければいけない治療費はせいぜい10万円程度である。
2か月にまたがったとしてもその2倍の20万円だ。
一方、現在入っているがん保険に払っている金を投資に回したらどうだろうか?
おっさんネコは月に1540円払っているので、60歳まであと8年間、投資の年利を6%として計算してみよう。
楽天の投資シミュレーションのサイト
結果、189,156円となった。
今後がんに罹るかどうかはわからないのだが、仮にがんに罹ったとしても投資で増やした189,156円で払えばいいのではないか? もちろんがんに罹らなければそのままゲットできる。
しかし今後保険を継続する場合、1540円x12か月x8年=147,840円の保険料が確実にかかる。確実にだ。
結論として、52歳のおっさんネコの場合、
がんに罹ってしまった場合:
保険継続:保険料が -147,840円、治療費はゼロ
投資に回す:189,156円-治療費(1か月なら10万円、2か月なら20万円)=9万円 or -1万円
がんに罹らない場合:
保険継続:保険料が -147,840円
投資に回す:189,156円ゲット
どっちにしても投資に回したほうがよさそうである。
おっさんネコの場合はこのような結果となったが、若い人は尚更であろう。
仮に30歳の人だとすると、
がんに罹ってしまった場合:
保険継続:保険料で -147,840円、治療費はゼロ
投資に回す:1,546,953円-治療費(1か月なら9万円、2か月なら18万円)=+140~150万円
がんに罹らない場合:
保険継続:保険料で -147,840円
投資に回す:11,546,953円ゲット
どひゃ~!! どう考えても投資に回したほうがいいね!
Youtubeでマッチョライオンも言っていたが、やはり民間医療保険は不要なようだ。
(自動車保険は必要だよ!!)
うーん、それにしてもなぜ会社はがん保険などを社員に勧めるのだろうか??
がん保険の保険料って会社から払ってもらえるわけじゃないよな?
まさかリベート料をもらっているわけではないだろうし、まったく不思議である。
若い人で民間医療保険に入っている人は、ぜひ自分に置き換えて計算し、考え直してほしい。
んだばまた!