株価が上がらない? そんなときこそ「上がればハッピー、下がればラッキー」でいこう

投資

最近、米国株インデックスを見ていて、
「なんか、あんまり上がらねえな……」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。

一気に上がるわけでもない。かといって、大暴落しているわけでもない。
上がったと思ったら下がる。下がったと思ったら、またちょっと上がる。

いわゆるレンジ相場ってやつですね。
投資をしている側からすると、こういう相場はちょっと退屈です。

資産がどんどん増えるわけでもないので、
「もっと上がってくれよ!」と思ってしまいます。
でも、長期投資をするなら、こういうときこそ焦らず淡々とやるしかありません。

いや、むしろこういうときこそチャンスなのかもしれません。

「上がればハッピー、下がればラッキー」

俺が長期投資をするうえで、けっこう大事だと思っているのが、
巷でよく言われる「上がればハッピー、下がればラッキー」という考え方です。

株価が上がれば、当然うれしい。
100万円だった資産が110万円になれば、「おお、10万円増えた!」となります。
これは普通にハッピーです。

じゃあ、株価が下がったらどうするか。
「最悪だ……」と思うかもしれません。

でも、まだ毎月積み立てを続けている人なら、ちょっと見方を変えることができます。
「お、安く買えるようになったじゃん」と考えるわけです。

例えば、毎月5万円を投資しているとします。株価が1万円なら5口買えます。
ところが株価が5,000円まで下がったら、同じ5万円で10口買える。
つまり、株価が下がったほうが、同じ金額でたくさん買えるわけです。

もちろん、実際に自分の資産が減っているときに、
「やった!株価下がった!」なんて、なかなか思えませんけどね(笑)。

でも、長期投資ならそういう考え方もできます。

だから、上がればハッピー。下がればラッキー。
これくらいでいいんじゃないでしょうか。

株価が下がること自体が悪いわけじゃない

投資を始めたばかりの頃って、「株価は上がるもの」という感覚になりがちです。

実際、株価が上がってくれれば資産は増えます。
でも、株価はそんなに都合よく動いてくれません。
上がることもあれば、当然下がります。

場合によっては、「えっ、こんなに下がるの?」というくらい下がることもあります。
過去にも大きな株価暴落は何度もありました。
だから、「株価が下がる=投資に失敗した」というわけではありません。

むしろ、長期で積み立てている途中なら、株価が下がったときにも買い続けることで、安い価格でたくさんの株を仕込むことができます。
問題なのは、株価が下がったことではなく、
下がったときに怖くなって売ってしまうこと かもしれません。

もちろん、どうしても不安なら売るという選択肢もあります。
投資に絶対はありません。

だからこそ、最初から「下がっても持ち続けられる金額」にしておくことが重要なんです。

「20年後」を考えてみる

長期投資で大事なのは、今の株価を毎日気にすることではありません。
もっと先を見ることです。

例えば、今30歳の人がいるとします。
20年後なら50歳。30年後なら60歳です。

今から30年間も投資を続けるとしたら、
その間にはいったい何回くらい株価が上がったり下がったりするでしょうか。
おそらく、かなりいろいろなことが起こるでしょう。

大暴落もあるかもしれません。
逆に、大きな上昇相場もあるかもしれません。
「もう株は終わったんじゃないか?」と思うような時期が来るかもしれません。
でも、それらを全部ひっくるめて30年間です。

だから、長期投資をするなら、
「今日の株価がいくらなのか」より、
「20年後、30年後にどうなっているか」という時間軸で考えたほうがいい。

もちろん、20年後に必ず儲かるなんて保証はありません。
そんなことは誰にも分かりません。

ただ、株式市場に長期間お金を置いておくというのは、そういう長い時間を味方につける投資方法なんですよね。

若い人は「時間」という武器を持っている

そう考えると、若い人はかなり有利です。
何が有利なのかというと、時間です。

20代なら、これから何十年も投資できます。30代でも、まだまだ長い。
途中で暴落があっても、「まあ、20年、30年あるし」と待つことができます。
しかも、働いている間は毎月給料が入ってくる。
株価が下がっても、その給料からまた買える。
これはかなり強いです。

一方で、年齢が上がってくると、そうも言っていられなくなります。
例えば60歳を目前にして、資産が大暴落。
「まあ20年待てばいいよ」と言われても、
「いや、俺そんなに待てねえよ」となるわけです(笑)。

だから、年齢が上がってきたら、
単純に「もっとリスクを取ってもっと儲けよう」と考えるより、
「大きな失敗をしないこと」
のほうが重要になってくると思います。

おっさんは無理しない

俺もそうですが、おっさんになってくると、
「よし、ここから一発大儲けしてやろう!」なんて考えないほうがいいと思います。

もちろん、大きく儲かればうれしい。
でも、そのために無茶な投資をして、資産を大きく減らしてしまったらシャレになりません。

特に、「株価が半分になったら耐えられない」という金額を投資してしまうのは危険です。

例えば1,000万円投資して、それが500万円になったらどうでしょう。
500万円のマイナスです。
頭では、「長期投資だから大丈夫」と分かっていても、
実際に自分の資産が500万円減ったら、かなりキツいですよね。
そして、耐えられなくなって底値付近で売ってしまったら、そこで本当に損失が確定してしまいます。

だったら最初から、「半分になっても、まあ持っていられる」くらいの金額にしておけばいい。
残りは現金で持っておく。
これでいいんじゃないでしょうか。

現金を持っているのは「投資をサボっている」わけじゃない

投資をしていると、「現金で持っているなんてもったいない!」と思うことがあります。
株価が上がっているときなら、確かにそう感じます。

でも、現金には大事な役割があります。
生活費。急な出費。病気やケガ。車の故障。家の修理。
その他、人生では何が起こるか分かりません。

そんなときに現金があれば、「株を売らなきゃ……」と慌てなくて済みます。
さらに、株価が大きく下がったときには、現金があれば安くなった株を買うこともできます。

だから、現金も立派な資産です。全部を株に突っ込む必要なんてありません。
投資で人生を賭ける必要はない

投資を始めると、「もっと儲けたい」という欲が出てきます。
これはまあ、しょうがない。俺だって資産が増えるのはうれしいです(笑)。

でも、投資のために毎日株価を気にして、夜も眠れない。暴落したら不安で仕方がない。
そんな状態になったら、ちょっと投資しすぎです。
投資は人生を豊かにするための手段です。

投資のために人生を苦しくする必要はありません。

地味でもいい。派手な利益が出なくてもいい。
大きな失敗をしないで、淡々と資産を増やしていけばいい。

それで十分だと思います。

まとめ

株価が上がらない時期というのは、投資家にとって面白くない時期かもしれません。
でも、長期投資をしているなら、そんなに焦る必要はありません。

株価が上がったら、「資産が増えてうれしい!」でいい。
株価が下がったら、「安く買えるようになった!」でいい。

つまり、「上がればハッピー、下がればラッキー」なのです。

もちろん、本当に株価が半分になったら、そんな簡単な話ではありません。
だからこそ、最初から無理をしない。
生活に必要なお金は現金で確保する。

「投資に回すのは、株価が大きく下がっても自分が耐えられる範囲まで。」
これが大事です。

若い人なら、「時間」という強力な武器があります。
20年、30年という長い時間をかけて、じっくり資産を育てていけばいい。
そして、おっさんはおっさんなりに、無理をしない。

一発逆転を狙って大失敗するより、
地味でも安心して生きていけるほうがいい。
人生の残り時間だって、無限にあるわけじゃありません。

だからこそ、株価に一喜一憂して貴重な時間を使いすぎるのも、もったいない。
株価が上がったら喜ぶ。下がったら安く買う。そして、あとは気長に待つ。
20年後、30年後の自分に任せる。

長期投資って、結局はそんなもんなんじゃないでしょうか。

上がればハッピー。下がればラッキー。

そして何より、無理をしない。
これでいいんです。

タイトルとURLをコピーしました